PHOTOニュース

昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)


マーチング演奏などが披露された比角小創立150周年記念式典=15日、アルフォーレ (2024/11/19)

>>過去記事一覧
里創プラン 広域でパソコン教室

 柏崎地域ニューにいがた里創プラン推進協議会(会長・西川市長)が今年度、各地域や団体などを対象に、パソコン講習会を進めている。里創プランでは地域情報がインターネット上で自由に行き来のできるポータルサイト(入り口のホームページ)として「いいねっか」の構築などを盛り込んでおり、講習会はこの事業化の一環だ。入門・ホームページ作りの2コースに合わせて延べ約770人・20団体の終了を目指す予定だ。

 里創プランは第5次県長期総合計画の具体化として、市町村の垣根を越えた地域を総合的に整備し、広域的な活性化を図ることを目的にしている。本圏域では平成9年度に「広域情報ネットワーク」をテーマにした基本構想を策定した後、基本・実施計画を作り上げた。

 講習会はこの一環として、「いいねっか」に各地域・団体の情報を集約させるため、情報技術の学習と普及啓発を目指した。対象地域は、市内が前年度の北条に引き続き、今年度は田尻、北鯖石、比角、枇杷島、宮川、中央、剣野の各コミセン単位。ほかに福祉・体育団体なども取り組んでいく。これに並行して、西山、刈羽、高柳でも実施中だ。

 すでに始まっている講習ではインターネットが使えるように、すそ野を広げたいとする入門コース、地域のホームページを作って運用するコースとがあり、“出前講座”を基本にしている。入門コースは地域のサポーターの協力を得ながら、パソコンの電源の入れ方・切り方などから始まり、電子メールの送受信までを、ホームページ作りはデジタルカメラ、スキャナによる画像編集などもマスターして自立的運用ができるように支援したいとしている。

 市の担当者の話では「各地域・団体とも大変熱心に参加してもらっている。特に、顔見知り同士の教室だけに、気軽に隣の人に聴けるので、和気あいあいの雰囲気だ」と効果を話す。入門コースは延べ約650人、ホームページ作りは延べ120人のほか、20団体の終了を予定しており、里創プラン推進の原動力として期待している。

(2001/ 1/17)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。