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里創プラン 広域でパソコン教室

 柏崎地域ニューにいがた里創プラン推進協議会(会長・西川市長)が今年度、各地域や団体などを対象に、パソコン講習会を進めている。里創プランでは地域情報がインターネット上で自由に行き来のできるポータルサイト(入り口のホームページ)として「いいねっか」の構築などを盛り込んでおり、講習会はこの事業化の一環だ。入門・ホームページ作りの2コースに合わせて延べ約770人・20団体の終了を目指す予定だ。

 里創プランは第5次県長期総合計画の具体化として、市町村の垣根を越えた地域を総合的に整備し、広域的な活性化を図ることを目的にしている。本圏域では平成9年度に「広域情報ネットワーク」をテーマにした基本構想を策定した後、基本・実施計画を作り上げた。

 講習会はこの一環として、「いいねっか」に各地域・団体の情報を集約させるため、情報技術の学習と普及啓発を目指した。対象地域は、市内が前年度の北条に引き続き、今年度は田尻、北鯖石、比角、枇杷島、宮川、中央、剣野の各コミセン単位。ほかに福祉・体育団体なども取り組んでいく。これに並行して、西山、刈羽、高柳でも実施中だ。

 すでに始まっている講習ではインターネットが使えるように、すそ野を広げたいとする入門コース、地域のホームページを作って運用するコースとがあり、“出前講座”を基本にしている。入門コースは地域のサポーターの協力を得ながら、パソコンの電源の入れ方・切り方などから始まり、電子メールの送受信までを、ホームページ作りはデジタルカメラ、スキャナによる画像編集などもマスターして自立的運用ができるように支援したいとしている。

 市の担当者の話では「各地域・団体とも大変熱心に参加してもらっている。特に、顔見知り同士の教室だけに、気軽に隣の人に聴けるので、和気あいあいの雰囲気だ」と効果を話す。入門コースは延べ約650人、ホームページ作りは延べ120人のほか、20団体の終了を予定しており、里創プラン推進の原動力として期待している。

(2001/ 1/17)

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