園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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東京電力柏崎刈羽原発のプルサーマル(軽水炉のプルトニウム利用)計画をめぐり、受け入れの是非を問う住民投票条例制定を求める刈羽村の「私たちの声を村政にとどける会」(笠原正昭会長)は26日午後、直接請求の署名活動に向け、申請書類などを品田村長あてに提出した。村は同日夕にも代表者証明書を交付、告示する見込みで、署名活動は予定を1週間早めて27日から2月26日まで行われることになった。
会では当初、来月四日の署名開始を予定していたが、準備も整い、日曜日と収集期間を多く取りたいとの判断から繰り上げた。笠原会長と条例賛成の村議らは、役場に代表者証明書の交付申請書、住民投票条例制定請求書、同条例案を提出した。
請求に必要な署名は有権者の50分の1を超える84人以上。実際に署名を集める受任者はこの日までに120人に上り、すでに請求に必要な人数を上回っている。会では最終的に受任者約200人、署名は有権者約4,170人の過半数を目指すとしている。
条例案では、住民投票は村長が行うものとし、投票日は条例施行日から30日経過後の最も近い日曜日。投票は計画受け入れに「賛成」「反対」「保留」のいずれかを選ぶ記号式。「村議会、村長は住民投票の結果を尊重しなければならない」としている。昨年12月の議会で議決され、村長の差し戻しで否決された条例案にあった「村長は住民投票の結果に基づいた措置を直ちに講じなければならない」との一項は削除された。
会では署名活動のスタートに当たり、27日午後7時半から住民投票制度に詳しいジャーナリスト・今井一(はじめ)さんの講演会をラピカで開く。
(2001/ 1/26)
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