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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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6市町村で合併の勉強会スタート

 柏崎地域広域事務組合を構成している1市4町1村の助役らによる第1回広域行政体制勉強会が9日、市役所分館会議室で開かれ、市がまとめた合併シミュレーションをたたき台に質疑を行った。今後、月1回のペースで勉強会を続けていくという。

 助役・担当課長クラスによる勉強会は、県の合併促進要綱が示されたことを受けて、今年2月の市町村長サミットの席で、柏崎市の西川市長が提案。4月に入って、柏崎圏域とされた高柳町など3町村が勉強会に参加することを表明した。このため、市ではさらに長岡圏域などとされた小国町、出雲崎町にも参加を呼び掛けていた。

 この日は6市町村の助役、合併問題を担当する課長らが出席。冒頭、あいさつに立った市の安達助役は「まだ『合併を前提に』という環境にはないが、住民に、合併がこの地域の問題であることを伝えていく必要がある。そのためにも、しっかりとした勉強はしていかなければならない」と、会の趣旨を説明した。

 勉強会は非公開で約1時間半にわたって行われた。安達助役は勉強会の内容について、「市が昨年秋からコンサルタントに委託して製作してきた合併シミュレーションの説明を受け、疑問点などの質疑を行った。まだ説明を受けた段階で、各市町村がいったんこれを持ち帰り、さらに疑問点を整理して、次回の勉強会に臨むことになる」と説明した。

 また、助役は合併シミュレーションの内容について「行政費用は下がるか、合併特例債はどれくらいになるのか━━など、財政的なレポートが中心。数字の精査が必要であり、今の段階での公表は控えたい」とした。

(2001/ 5/ 9)

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