海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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市文化振興課はこのほど、市内にある国・県・市指定の文化財をすべて網羅したマップを作った。「踏みしめるこの地に思いを馳(は)せて―文化を巡る・柏崎を巡るをキャッチフレーズに、6つのエリアに分けて写真とわかりやすい説明文でまとめられており、文化財への理解と関心を高めていきそうだ。
市内には有形、無形、民俗、記念物の分野に、国が6件、県が11件、市が85件の計102件の指定文化財がある。国指定の綾子舞、大泉寺観音堂・附肘木(ひじき)、鵜川神社の大ケヤキなどをはじめ、史跡や工芸品、彫刻、建造物など幅広く保存・保護されている。
出来あがったマップはB2判の3つ折サイズ。市街地、鯨波・米山、高田・野田・女谷、鯖石、北条、高浜・曽地と市内を6つの方面にわけ、エリア内の文化財を詳しく紹介している。もう片面には柏崎の地図があり、エリアごとの色を変えているため、それぞれの位置がひと目でわかる。
マップの作製に当たっては1982年に製作した文化財の冊子をベースにした。市内ではこれまでに地区別の文化財マップはあったが、このように全域をまとめたのは初めて。「両方の面を見比べて目的地を探したり、エリアの内容を見て地図上でアクセスを調べるのも手軽に出来る」と同課。
近く文化財所有者、各町内会長、公共施設などにマップを配布し、大いに利用してもらいたいとしている。
(2001/ 5/ 9)
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