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アンデルセンの世界堪能 原画展始まる

 世界中に親しまれるアンデルセン童話の挿絵を紹介する「夢の世界のおくりもの―アンデルセン童話・絵本原画展」が19日から、市立博物館で始まった。主催は同館、後援はデンマーク大使館など。国内・外の画家による優れた原画が展示され、訪れた人たちはアンデルセンの世界を堪能していた。

 アンデルセン(1805―1875)はデンマークが生んだ詩人で、童話作家。同展は2005年が生誕200年に当たることから、記念事業の第1弾だ。初版の挿絵画家だったヴィルヘルム・ペデルセンをはじめ、動物の愛らしさを独特の色彩で表現した永田萌さんら14人の画家が描いた原画約250点が出品された。

 取り上げられた童話は「マッチ売りの少女」「おやゆび姫」など、よく知られた作品の数々。鮮やかな色彩で描かれたものや、鉛筆だけで描いた原画を並べ、画家によって異なる作風が楽しめる。デンマーク・アンデルセン博物館所蔵の直筆原稿、版木など日本では初公開の貴重な資料も並んだ。

 会場に一番乗りした市内栄町の渡辺譲さん(62)は「幼いころ母から寝る前に読んでもらった童話を思い出しながら、原画を見て感動した」といい、同展実行委員会の責任者・穂積保さん(54)=東京新宿区=は「多くの皆さんから見てもらい、アンデルセンの世界にもう一歩踏み込んでもらえたら」と話した。

 ロビーでは童話・絵本の体験コーナーなど。会期は6月24日まで、時間は午前9時から午後5時半(入館は午後5時)。月曜休館。展示品は一部入れ替えを行い、同5日から後期展示。観覧料は一般が500円、小・中学生は200円、幼児は無料。

(2001/ 5/19)

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