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創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

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プルサーマル見送りで1日に3者会談

 東京電力柏崎刈羽原発3号機のプルサーマル計画への対応をめぐり、平山知事・西川市長・品田刈羽村長の3者会談が1日、ワークプラザ柏崎で開かれることが31日決まった。刈羽村のプルサーマル住民投票で反対が多数を占めたため、7月中旬まで3号機で行われている定期検査でプルサーマル用のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を装荷することは難しいとし、見送りを東電に伝えることを決定する。

 3者会談に向けて30日、西川市長が刈羽村役場と県庁を相次いで訪ね、品田村長、平山知事と個別に話し合った。その結果、今定検でのMOX燃料装荷が困難であるとの共通認識を確認し、受け入れ見送りを3者で正式に合意することになった。東電は今年、福島第一原発3号機と柏崎刈羽3号機でプルサーマルを計画してきたが、福島は知事の方針で凍結。柏崎刈羽では、住民投票とは別に、平山知事や西川市長が国内初実施に難色も示してきた。

 市長は「目先の課題である今定検のことをいつまでも宙ぶらりんにさせてはおけない」と説明。ただ、その後のことについては「さらに時間をかけて検討する必要がある」とし、2年前の事前了解の取り扱いは「すぐに結論は出せない」との考えだ。市が了解時にただし書きで付けた「2000年―2001年の範囲」での実施は、今定検での見送りでほぼ可能性はなくなるが、市長は「この問題はまだ残る」としている。

(2001/ 5/31)

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