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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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子育て相互援助のファミリー・サポートが定着

 市が、子育て支援の一環として昨年夏、市内栄町の元気館内でファミリー・サポート・センターを開設し、満1年を迎えた。同センターは育児や子育ての援助を行いたい人と受けたい人による相互援助の会員組織。活動の内容がよく理解されるようになり、最近の利用は月平均90件を数えるなど、順調な定着ぶりを見せている。

 同センターは近年の大きな問題である少子対策の具体化として、昨年7月に県内他市に先がけて開設した。アドバイザーが橋渡し役を務め、援助を行う提供会員、援助を受けたい依頼会員の調整に当たる。対象年齢は生後6カ月ごろから12歳程度までで、援助は原則として提供会員の自宅。活動の後に、定められた報酬を利用会員から提供会員に支払うシステムだ。

 これまでの登録は、依頼会員が105人、提供会員が35人、両方会員が14人の合わせて154人。援助活動の件数は、当初月数件から、最近では平均90件を超える勢いだ。具体的には保育園、幼稚園などの送迎が多いほか、親が通院の際の預かり、世相を反映して児童クラブの送迎などがある。親だけでなく、祖父母からの問い合わせも多いという。

 担当の子ども課では「制度の内容がかなり理解されてきたが、引き続きPRに努めていきたい。また、内容を理解した上での会員申し込みが多くなったので、手続きも簡素化し、1回で手続きが済むようにして、できるだけ多くの人から会員になってもらうようにしたい」と話している。

 提供・依頼会員とも引き続き募集しているので、詳しい問い合わせは同館内のセンター(電話20-4261)へ。

(2001/ 8/ 1)

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