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部門ごとに入賞作品を返却される出品者=26日午前、ソフィアセンター (2020/09/26)


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曽田文子さんが創作絵本で「環境保護」訴える

 市内学校町、絵本作家・曽田文子さん(59)がこのほど、創作絵本「ミエハリザウルスのリュータ」を出版した。昨年、福井県勝山市が行った「恐竜文化賞」で入賞した作品を絵本にしたもので、恐竜を通して地球環境の保護を訴えた楽しい物語だ。 文化賞は、恐竜化石の発掘地の同市が、「恐竜エキスポふくい2000」の一環として絵本、童話など3部門で作品を募集したもの。曽田さんは絵本部門に応募し、約200点の中から優秀賞に選ばれた。その時の作品に少し手を加え、絵本として出版した。

 物語は目立つことの好きな架空の恐竜ミエハリザウルスの子供・リュータが主人公。大きな恐竜になって、みんなを驚かせたいというリュータは森や原っぱを食べつくし、湖の水を飲み干した。自分のことしか考えないリュータはみんなの嫌われ者になり、迷惑をかけたことに気がついた。

 友だちを呼び戻して謝りたいとリュータは倒れた木をおこし、荒れた原っぱを耕した。空っぽの湖に水を運び、荒れ地に緑をよみがえらせた。「ボクの一番のじまんはね。みんなとなかよく友だちでいることだって、わかったんだ」というリュータ。明るく楽しい色づかいの恐竜が絵本にあふれ、地球環境の保護、自然との共生へのメッセージを投げ掛ける。

 昨年の文化賞では「キングのやま」の題で受賞しており、曽田さんは「身勝手な欲望を満たすため、かけがえのない大切なものを失ってしまった主人公キングに結末できっちり責任をとらせ、名前も改めてリュータが誕生した。強さも、弱さも含め、リュータが皆さんから愛されることを願って描きあげた」と話す。1冊1,500円。東京文京区・汐文社発行。

(2001/ 9/ 3)

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