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市の優良建設工事表彰式が17日、市内「登久満」での柏崎建設業協同組合(阿部弘一理事長・加盟53社)の新年会に先立って行われた。表彰を受けたのは、中澤組(中澤夏子社長)、吉原工業(吉原明社長)、石橋組(松本正雄社長)の3社。石橋組は昨年に続いて2回目、他は初の受賞だ。
中澤組の受賞工事は市内椎谷の高浜漁港海岸環境整備工事で、請負金額2,310万円。鉄筋コンクリート2階建ての監視塔、更衣室、トイレ、倉庫の建築。砂混じりの季節風が吹きつける冬期間の施工条件下で創意工夫が見られ、他の設備業者との緊密な連携を図りながら工事を完成させた。品質も特に優れていた。
吉原工業の工事は市内上輪の市道16―81号線改良舗装工事。請負金額2,931万6,000円。海岸に面した急斜面にある旧国道8号で、現在は住民の生活道路、海水浴客などの観光道路。限られた地形の利用に臨機に対応し、安全施工と景観に配慮して完成させた。特にブロック積みの曲線部施工技術が優れていた。
石橋組は市内青海川、柏崎さけのふるさと公園整備工事での受賞。サケのそ上を真横から観察できる人工河川、魚道、観察用道路、水槽など一連の施設整備で、請負金額6,741万円。子どもたちや市民が観察し、サケに親しむという施設の趣旨を理解し、観察窓とコンクリートとの漏水防止、施工表面の出来ばえなどに細かな配慮をした。
この表彰は1994年度から行われ、今年度が8回目。今回は市発注工事で2000年度に完成した221件が対象となり、市優良建設工事表彰審査委員会(委員長・安達助役)が総合的に審査・判定した。
表彰式のあいさつで西川市長は、多くの工事に携わった人たちの苦労に感謝の気持ちを示した。また阿部理事長は「国民の公共事業に対する目は厳しい。国民のニーズを取り入れ、より良い工事、利用者に喜ばれる工事に努めよう」と話した。
(2002/ 1/18)
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