海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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高柳町の門出小(伊藤充校長・児童数15人)に21日から、韓国ソウル市の小学4年生・ヤン・ヒー・ボン君が体験見学に訪れており、児童たちと仲良く日本の学校生活を楽しんでいる。2月1日まで学校に通い、同月中旬には韓国へ帰る。
ヤン君は、母親が、門出小2年・村田知秀君の両親、村田良知さん・トモエさんと友だちで、今月20日に1人で来日した。「日本の小学校を体験してみたい」というヤン君の希望に町教育委員会と学校が、「小さな学校の児童にとって、よその子供と交流することは大切。国際理解協力の観点からも意義深い」「今年は日韓ワールドカップの年でもある」として、2月1日までの2週間、体験見学を認めた。ヤン君は算数などは4年生のクラスで、日本語の必要な他の科目は1,2年生のクラスで机を並べる。
ソウルの小学校は全校児童が2,000人以上いる大規模校で、「門出は小さな学校でびっくりしたけれど、みんなの顔が分かるし、すぐに友だちになれた。毎日が楽しい」とヤン君。門出小の児童も、お互いに片言の日本語と英語での会話ながらすぐに仲良しになった。村田知秀君は「サッカーがとても上手だよ」、5年の村田永莉さんも「明るくて、いつもニコニコしている」と話しながらヤン君をサポート。30日は地域の人たちを迎えて学習発表会が行われ、ヤン君はパソコンを操作し、ビデオプロジェクターを切り替える役を務めた。
(2002/ 1/30)
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