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蓮池さん・奥土さん一時帰国

 1978年に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に拉致され、生存が確認された柏崎の蓮池薫さん(45)、奥土祐木子さん(46)ら被害者5人が15日午後2時20分、平壌から羽田空港に到着した政府チャーター機で帰国した。被害者家族連絡会ら約60人が出迎え、24年ぶりに家族、親せきと再会した。同夜は都内のホテルで中学時代からの仲間と夜が更けるまで思い出話に花を咲かせた。柏崎入りは17日午後の予定で2週間近くの滞在になりそうだ。蓮池さんは旧友に囲まれ、「柏崎が懐かしい」と帰郷が待ち遠しい様子だった。

 平壌の順安国際空港からは蓮池さんら被害者5人のほか、朝鮮赤十字会の関係者2人、日本の外務省職員2人の計9人が政府チャーター機に乗り込んだ。羽田空港に到着後、タラップから福井県小浜市の地村保志さん(47)と浜本富貴恵さん(47)に続き、蓮池さんが祐木子さんの手を握ってタラップを降りた。最後は佐渡真野町の曽我ひとみさん(43)が続いた。出迎えた家族はバラの花束を手渡し、涙を浮かべて抱き合い、手を握り、再会を喜んだ。5人はいずれも1978年に拉致された。北朝鮮に子供を残したままの帰国で、政府は今後、子供を含む家族全員の帰国を求めていく考えだ。 

 5人に同行した外務省の斎木昭隆・アジア大洋州局参事官の説明によると、北朝鮮外務省の馬哲洙(マ・チョルス)アジア局長は順安空港で待ち受け、「平壌宣言を履行するために我々は全力を尽くしている」と述べた。中山恭子・内閣官房参与は「まだまだ調べていかねばならない事がある。消息の分からない人がいる。調査結果の納得も得られていない」として事件の真相解明を求めた。

 横田めぐみさんの娘とされるキム・ヘギョンさん(15)について、斎木参事官は「毛髪、血液によるDNA鑑定の結果、現段階で横田めぐみさんの娘と見てほぼ間違いないだろう」と述べた。平壌の空港に出迎えに行った際、ヘギョンさんが「おじいさん、おばあさんが一緒に来るかと思い、ここに来た」と話した。外務省がヘギョンさんと両親との面会を事前に申し入れていた結果だったのではないかとの見方を示した。蓮池さん夫妻、地村さん夫妻は「横田めぐみさんの名前は知らなかったが、朝鮮名では付き合いがあったようだ。子供が3、4歳のころから知っていたようだ」とも述べた。蓮池さんの子供は空港に来ていなかった。

(2002/10/16)

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