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蓮池さん夫妻、子供の帰国願い初詣で

 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から帰郷し、25年ぶりに故郷で正月を迎えた蓮池薫さん(45)、妻祐木子さん(46)は1日、祐木子さんの実家近くの市内平井、白山神社に初詣でをし、北朝鮮に残してきた子供の早期帰国などを願った。薫さんは日本で過ごす正月について「こんなことがあるとは夢にも思っていなかった」と述べ、町内会のあいさつで永住への思いをにじませた。

 2人は1日午前、新年のあいさつのため、薫さんの父親秀量さん(75)とともに祐木子さんの父親・奥土一男さん(75)宅を訪ね、一男さんと3人で初詣でに行った。祐木子さんは薫さんの母親ハツイさん(70)に着付けをしてもらった和服姿。参拝後、境内で薫さんは「子供の早期帰国や家族、親せきの健康、無事を祈った」、祐木子さんは「1日も早く子供に会わせてほしい。子供が帰ってくるまで守ってほしいとお願いをしました」と述べた。2人の子供のうち大学生の長男が5日で18歳の誕生日を迎えることから、薫さんらは「もう少しの辛抱だから、力を合わせて頑張ってほしい」と子供への思いを述べた。

 薫さんは新年から始める市の研修について「どんなふうに働けるか、自分に合うものは何かを考えたい」と述べ、祐木子さんは「あせらずに1つずつ習って仕事をしたい」と述べた。今年の抱負として薫さんはスポーツ、祐木子さんは運転免許の取得を挙げた。

 この後、2人は平井、土合町内会の共同年賀にそろって出席し、あいさつをした。薫さんは平井で「私が祐木子を無断で連れ出した結果、拉致されてしまった。平壌から羽田に着くまで、しかられるのではないかと心配していた」と帰国時の心境を明かし、「平井に来て、兄弟、家族のように受け入れてもらい、ありがたかった」と述べた。

 土合で薫さんは、祭りの日に獅子神楽で家々を回って酒を振る舞われたことや、地元のチームで野球大会に出場した思い出を披露。「思い出として終わるものと思っていたら、現実にふるさとに帰って住み始め、感慨無量です。これからは町内の一員としてなすべきことをしたい」と述べた。祐木子さんは「蓮池家に嫁いだ祐木子です。土合の住民として一生懸命やります」と頭を下げた。

(2003/ 1/ 4)

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