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「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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日本経済新聞社と日経産業消費研究所が全国675市・東京23区を対象に、行政運営の革新度合いや行政サービス水準を探る2002年度調査を行った。本市は住民本位の自治体行政実現への仕組みづくりの推進、市民参加・電子行政などへの取り組みから、「行政革新度(総合)」上位百市ランキング中、18位の評価を受けた。中でも、自治体の代表的な住民サービスである「図書館サービス部門」ではソフィアセンターが総合ランキングで2位となった。
この調査は、情報公開をはじめとする「透明度」「効率化・活性化度」、市民参加推進の体制づくりを中心とする「市民参加度」、窓口・公共施設サービスの「利便度」の4つの側面からそれぞれの改革度合いを評価した。図書館サービス部門はこのうち「利便度」から見たもので、中核図書館のサービスに関する指標項目を束ねて得点集計し、ランキング評価した。
具体的には、評価基準項目として、ホームページからの図書検索や図書利用予約受け付けの有無、図書の貸し出しにおける広域サービスの実施の有無、通常期平日の閉館時間、年間休館日数などを集計した。
ソフィアセンターは1昨年11月からインターネットによる図書検索や利用予約受け付けを導入。広域サービスでは、近隣4町村の住民と市内に通勤・通学している人にも貸し出しを行っている。休館は毎月第3日曜日と年末年始のみで、蔵書整理休館を除く年間休館日数は19日と全国でもトップクラスの少なさだ。
さらに、同センターが「住民票の写し」「印鑑証明書」などの各種証明書を発行する行政サービスを行っていることや、一定期間、開館時間の延長を行うなどサービス面の向上が図られていることなどが好材料として高い評価につながったとしている。9.9点満点で、ソフィアセンターは8.4点で鹿児島県川内市と並んで2位。1位は大分市の8.6点。県内では三条市が12位、上越市が21位、燕市が39位だった。
一方、行政革新度(総合)の上位100市ランキングで、柏崎市は2000年度調査の31位から飛躍的なアップ。柏崎市以外の県内の2002年度調査では上越市が10位、三条市が29位、燕市が37位だった。
(2003/ 1/29)
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