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柏崎民謡保存会が香港で日本アピール

 柏崎民謡保存会(横村英雄会長、赤川イシ子理事長)が中国・香港観光局の招へいで「2003チャイニーズ・ニューイヤー・パレード」に参加し、3日帰国した。同保存会は、旧正月でにぎわう香港の市中で「柏崎甚句」などおはこ≠フ数々を披露し、日本の文化を存分にアピールした。

 招へいの要請は財団法人・地域伝統芸能活用センターを通じて打診があり、県観光振興課の推薦を得て実現した。参加したのは、横村会長、赤川理事長ら会員、スタッフ33人。先月30日、平太鼓、締め太鼓、三味線、尺八などを持参して日本をたち、旧正月の元旦に当たる2月1日のパレード本番に備えた。

 パレードコースは香港島のタマール広場からビクトリアハーバーに沿った約2キロ。日本からの同保存会、神奈川の民謡チームをはじめ、インドネシア、米国、韓国など海外14団体と、地元から50団体が参加した。身動きがとれないほど沿道ぎっしりの観客が見守る中で、お国柄たっぷりの民族衣装、踊りが次々と繰り出した。

 同保存会のために、現地の人がトラックを使って製作してくれた山車(だし)には、「日本新潟柏崎民歌舞踏団」の文字と鳥居、日の丸などがカラフルに飾られた。パレードは「佐渡おけさ」で、翌日は特設ステージで「柏崎甚句」などを披露すると、どこでも熱狂的な声援を浴びた。赤川理事長は「和服、おけさがさ姿は、わがチームながら素晴らしかった」。

 ハバロフスクに続き、2度目の海外公演を終えた横村会長は「異国情緒たっぷりで、民族衣装の展示会のようだった。沿道にはものすごい人数が集まり、おはやしにこたえてくれるなど、さわやかに気分よく踊られた」と、興奮冷めやらぬ様子で語った。

(2003/ 2/ 5)

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