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柏崎刈羽原発、補修方針を地元に説明

 東京電力は11日、柏崎刈羽原発のシュラウド(原子炉内隔壁)と再循環系配管のひび割れについて、ひびの除去や配管交換の補修を行うという基本的な考え方を発表した。運転再開に向けた国の健全性評価が前日まとまったことを受けたもので、地元議会・住民に点検結果とともに説明し、理解を得たいとしている。14日の刈羽村議会、21日の柏崎市議会に続いて、住民への説明会も今月中に開きたい意向だ。

 補修方針は佐竹誠・原子力副本部長と武黒一郎・同原発所長が記者会見で説明した。補修を行うのは、トラブル隠しの点検や定期検査で停止している同原発6基のうち、シュラウドと再循環系配管のひびがともに確認されている1―3号機。シュラウドのひびは放電加工でひびを溶かして取り除き、ひびの原因となる応力腐食割れ防止の表面処理を行う。再循環系配管は、ひびのある部分をすべて切り取って同材料のものと交換し、同じく表面処理をする。国への手続きや工程の組み立てなどがあるとし、工事時期は明言しなかった。

 シュラウドについて経済産業省原子力安全・保安院は、ひびを補修しなくても5年間は運転が可能と評価している。東電が補修方針を示したのは、ひびの進展が予想される個所だけで、ごく軽微なひびと、進展が止まると推定した個所は定期検査での経過観察にとどめるとした。全部のひびを補修しないことは、今後の地元説明会で議論となりそうだ。

 佐竹副本部長は「地元に分かりやすくていねいに説明させてもらいたい」と述べ、今回の補修方針で理解を得たい考えを強調した。東電は電力需要が伸びる夏季までに順次運転を再開したいと見られるが、佐竹副本部長は「運転再開に向けてのことはまだ白紙だ」とした。

(2003/ 3/12)

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