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柏崎駅前バリアフリー化で児童が花植える

 市が進めていたJR柏崎駅前歩道の段差改良工事が終了し、19日には柏崎小(中嶋浩校長)の3年2組児童によるケヤキの植栽と花植えが行われ、「人にやさしく、きれいな柏崎駅前」への願いを込めた。

 市では関係機関などと協力し、今年度から柏崎駅周辺のバリアフリー化に取り組んでいる。このほどホテル・ニューグリーン前横断歩道のマウンドアップ部分を平坦にするとともに、駅前ビルの前など4カ所の歩道と横断歩道の境をスロープ状に直した。市と柏崎駅(近山直栄駅長)は、併せて、緑や花のある駅前にする構想があることから、小学生31人の手を借りて植栽を行った。

 児童たちを前に、田村史朗・市都市整備部長は「みんなの力でみんなの柏崎駅前をきれいにしよう」と呼び掛けた。近山駅長や高橋新一・市議会建設企業常任委員長も「お年寄りや子どもにも利用しやすい駅を目指します」「ホームにエレベーターを取り付けます」と話した。続いて、市議会の前柏崎駅等周辺整備特別委員長の金子錦弥市議、児童代表の今井亮太君、小田島侑香さんも加わってケヤキの植栽。10年にわたって駅前の清掃を続けている市連合婦人会の中沢夏子会長らが見守る中、児童たちは11個のプランターにパンジーやストックなど6種類の花を植えた。

 3年生は1年間にわたって総合的な学習の時間に、バリアフリー化や緑化など「柏崎のまちづくり」をテーマに学習を進めてきた。西村春花さんは「自然がいっぱいで、明るい柏崎の街になるよう願いながら花を植えました」と話し、神林誠君は「大勢の人が柏崎の駅前を通る時、気持ちが良くなるように思った」と笑顔を見せた。

(2003/ 3/20)

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