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少年少女合唱団のコンサート。アンコールでは会場と一緒に「ふるさと」 を歌って楽しんだ=24日、アルフォーレマルチホール (2024/03/28)


西山コラボ特産品セットの参加メンバー (2024/03/26)


柏崎信金の創立100周年を記念した音楽イベント「目で聴くコンサート」。つのださん(左)のプロデュースで、子どもたちは骨伝導ヘッドホンを付け、ドラム演奏などを楽しんだ=23日、アルフォーレマルチホール (2024/03/25)

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綾子舞の伝承学習会スタート

  国指定の重要無形民俗文化財・綾子舞の伝承学習発会式が15日、市立南中(田辺哲郎校長)で行われた。6月には天皇、皇后両陛下の視察、秋には伝承500年祭などが予定され、綾子舞にとって大きな節目になるだけに、参加の児童生徒、指導者らは張り切って、早速、練習に入った。

 綾子舞の伝承学習は1976年、国の文化財指定をきっかけに伝承の危機に歯止めをかけようと、旧鵜川小でスタート。旧鵜川中でも引き続き開始されたものの、両校が統合されたことから南中校区内の小・中校の児童生徒に伝承活動が引き継がれてきた。今年度は小学2年から中学3年まで56人が参加した。このうち13人は新しく仲間入りした。

 発会式で田辺校長は「皆さんの先輩はこの4月、アメリカで海外公演を行った。本当にすごいことだ。一生懸命に練習し、いろんな所で綾子舞を広めてほしい」と呼び掛けた。指導者を代表して猪俣英信さんは「教えをよく守って立派な綾子舞にしてほしい」と話し、扇の使い方、所作などを助言した。 

 一方、児童生徒を代表して、中西優美子さん(新道小)、田辺晴佳さん(野田小)、小林香菜さん(別俣小)、長井久美子さん(南中)が誓いの言葉を述べた。伝承部長の長井さんは「綾子舞を習って7年目。部長として自覚と責任を持ち、部員をまとめたい。指導者の注意を聞き、一人ひとりが練習に集中し、綾子舞を極めていけるようにしたい」と語った。

 練習の演目は「三番叟」「海老すくい」「小切子踊」「小原木踊」「常陸踊」など9番。14人の指導者のもとで、11月18日の発表会を目指し、月112回の練習を進めていく。

(2003/ 5/16)

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