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柏崎周辺地区国営土地改良事業推進協議会(会長・西川市長)の第16回通常総会が30日、柏崎ベルナールで開かれ、今年度予定していた栃ケ原ダムのコンクリート打設が1年延期となることが報告された。また、同事業で建設するダムで確保した農業用水の均等配分には県営、土地改良区による関連事業の着実な実施が不可欠なことから、予算確保に強い決意を示した。
総会には、協議会を構成する市町村、土地改良区をはじめ、北陸農政局柏崎周辺農業水利事業所、県柏崎農地事務所などの関係機関が出席。あいさつで西川市長は、長年にわたる推進活動を振り返りながら「ダム本体建設と関連事業が大きな山場に入っている。関係者がさらに気を引き締めていきたい」と述べた。来賓の上田隆茂・北陸農政局整備部長、本間泰造・県農地部長らが今後の取り組み姿勢を表明した。議案審議では、事業推進に向けた要望活動など2003年度の計画を決めた。
続いて、柏崎周辺農業水利事業所が03年度の事業計画を説明。栃ケ原ダム基礎掘削部分で新たな崩落対策工事が必要になったことから、10月に予定していた本体コンクリート打設の1年延期を予定していることを報告。市野新田ダムについては引き続き地域の理解を求めるとともに、鵜川水系河川協議の成立に向け、関係機関との調整を進めていきたいとした。後谷ダムは、仮排水路トンネル掘削などを行う。
一方、県営、団体営関連事業の見直し計画の詳細な説明も行われた。柏崎土地改良区の藤巻泰男理事長は関連事業の確実な実現へ国や県の協力を要請。市長も事業推進に関係機関の理解と結束を求めた。
(2003/ 5/31)
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