内覧会で同社のLNGポンプ部品を説明する飯塚社長(中央)=25日、柏崎フロンティアパークの第一製造工場 (2024/12/26)
院内では久々のコンサート。クリスマスツリーが飾られる中、ピアノの調べで楽しませた=24日、市内北半田2、柏崎総合医療センター (2024/12/25)
解散が決まり、最後の稽古を行った「空和会」=20日、市武道館 (2024/12/24)
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市は28日、市内栄町の健康管理センターで、関係機関による市子どもの虐待防止連絡会代表者会議を開いた。席上示された市取り扱いの虐待に関する相談状況によると、2002年度は87件の相談が寄せられた。また、主な虐待者のうち、実母が約6割を占めたことが分かった。
同連絡会はすべての子どもの福祉向上を目指し、1999年秋に発足した。報告では昨年度の虐待相談は実数で87件。前年度に比べ、10件の増だった。虐待の内訳は心理的虐待が39.0%、身体的虐待が35.4%、ネグレクト(保護の怠慢・拒否)が25.3%だった。
虐待者は実母の63.2%が最も多く、実父の15.0%、実父母の9.2%など。虐待を受ける年齢は小学生が最も多く、46.0%、次いで3歳から就学前までが19.5%、中学生が12.6%などだった。主な要因として、実母の精神的不安、生活不安定など子育ての力の低下がうかがえた。DV(夫から妻に対する暴力)により、子供への影響が出ている事例もあった。
相談が寄せられる経路は本人、家族からが最も多く、学校、地域からの相談も増えているという。このため、関係機関同士の密接な連携がますます必要になってきたとしている。
今年度の計画では、関係者の資質向上を目指し、講演会と研修会などを挙げた。また、就園前、就学後の保護者、保育士、教師向けに、CAP(子どもが暴力から自分を守るための教育プログラム)の講演会を予定した。併せて乳幼児健診・学級で育児不安、虐待の早期発見と相談の充実に努める構えだ。
(2003/ 5/31)
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