園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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東京電力は9日、経済産業省原子力安全・保安院が六日に事実上の安全宣言をした柏崎刈羽原発7号機について、地元自治体に原子炉再起動の了解を申し入れた。午後から刈羽村を皮切りに武黒一郎・同原発所長らが訪問を開始。県を経て、市には夕方になる予定だ。各首長とも6号機と同様にひびがなかったことなどから運転再開に問題はないとの意向で、今後、16日に招集される臨時県議会の対応が焦点だ。再起動の申し入れは、3首長の容認ですでに運転を再開している6号機に次いで2基目。
一連のトラブル隠しを受けて、7号機は今年3月末から点検を続けてきた。保安院の佐々木宜彦院長は6日、刈羽村、柏崎市の議会と同市内の住民説明会で7号機について、6号機と同型炉でシュラウド(原子炉内隔壁)にひびがなく、他号機でひびが確認された再循環系配管もない上、格納容器漏えい率検査で良好な成績を確認したと報告。「起動しても安全規制上の立場からは支障がない」と述べていた。
武黒所長は9日午後、まず刈羽村に品田村長を訪ね、口頭で起動準備終了を報告し、「起動に理解を賜りたい」と申し入れた。村長は「村民を代表する立場で6.7号機は同じ扱いでというスタンスで来た。理解は得られていると思う。しっかりした対応・運転に心がけてほしい」と容認する考えを示した。
このあと、同所長は東電の桝本晃章副社長らと村議会全員協議会の説明会に出席した。
(2003/ 6/ 9)
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