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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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天皇・皇后両陛下、市民らお見送り

 地方事情視察のためご来県され、13日に柏崎市で国指定重要無形民俗文化財・綾子舞を堪能されるなどした天皇、皇后両陛下は、この日で3日間の視察日程を終わられた。13日の昼食会場となった市役所では、両陛下の出発時刻に合わせ、庁舎前は大勢の市民らでぎっしり。保育園児たちの「天皇さま、皇后さま、またいらしてください」という元気な声と、市民らの「日の丸」の小旗に見送られた。

 両陛下は同日午前、綾子舞の伝承学習に取り組んでいる市立南中を訪問され、狂言、小歌踊の2演目をご覧になった後、市役所へ。約2時間にわたり、庁舎内で昼食などを取られた。先導役を務めた西川市長によると、綾子舞伝承の苦労話や、柏崎がエネルギーのまち、コレクターのまちであることなどが話題になったという。

 また、市長は皇后陛下が名誉総裁の国際児童図書評議会の設立50周年を記念する「国際アンデルセン賞の受賞者たち展」が来月、柏崎を皮切りに始まることにも大変興味を示されたと語った。市長は「両陛下の人間的な温かみ、気配りなどを感じた。視察の日程に柏崎を組み入れていただいたことに、県や宮内庁に感謝したい」と述べた。

 一方、両陛下の乗られた車は午後2時過ぎ、大勢の市民らに見送られ、市役所前を出発した。諏訪町の真貝トモエさん(72)は「柏崎で両陛下にお目にかかれ、こんなにうれしいことはない。皇后陛下はとてもきれいでいらした」、夫と2歳の長女と一緒に訪れた希望が丘の品田美由紀さん(37)は「感動して、涙が出る感じだった」と話した。

(2003/ 6/14)

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