年始のあいさつで桜井市長(右)と面会した東京電力の小早川智明社長(左手前)=22日、市役所 (2025/01/23)
小学生を対象に行われたブルボンKZの水球体験会=19日、柏崎アクアパー ク (2025/01/22)
年始のあいさつで花角知事(右)と面会した東電の小林喜光会長(左から2人目)と小早川智明社長(左)=21日午前、県庁 (2025/01/21)
>>過去記事一覧
地方事情視察のためご来県され、13日に柏崎市で国指定重要無形民俗文化財・綾子舞を堪能されるなどした天皇、皇后両陛下は、この日で3日間の視察日程を終わられた。13日の昼食会場となった市役所では、両陛下の出発時刻に合わせ、庁舎前は大勢の市民らでぎっしり。保育園児たちの「天皇さま、皇后さま、またいらしてください」という元気な声と、市民らの「日の丸」の小旗に見送られた。
両陛下は同日午前、綾子舞の伝承学習に取り組んでいる市立南中を訪問され、狂言、小歌踊の2演目をご覧になった後、市役所へ。約2時間にわたり、庁舎内で昼食などを取られた。先導役を務めた西川市長によると、綾子舞伝承の苦労話や、柏崎がエネルギーのまち、コレクターのまちであることなどが話題になったという。
また、市長は皇后陛下が名誉総裁の国際児童図書評議会の設立50周年を記念する「国際アンデルセン賞の受賞者たち展」が来月、柏崎を皮切りに始まることにも大変興味を示されたと語った。市長は「両陛下の人間的な温かみ、気配りなどを感じた。視察の日程に柏崎を組み入れていただいたことに、県や宮内庁に感謝したい」と述べた。
一方、両陛下の乗られた車は午後2時過ぎ、大勢の市民らに見送られ、市役所前を出発した。諏訪町の真貝トモエさん(72)は「柏崎で両陛下にお目にかかれ、こんなにうれしいことはない。皇后陛下はとてもきれいでいらした」、夫と2歳の長女と一緒に訪れた希望が丘の品田美由紀さん(37)は「感動して、涙が出る感じだった」と話した。
(2003/ 6/14)
※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。
すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。