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新米検査、品質「平年並み」
柏崎刈羽地方の2003年産米初検査が29日午前、柏崎農協駅前検査場で行われた。検査を受けたのは市内田尻地区、北鯖石地区の2戸の農家が出荷した「わせじまん」「越路早生」合わせて227袋(1袋30キロ)。「小粒だが、充実度は平年並み」として、全量が1等に格付けされた。
コメの検査は2003年を目標に、国による検査から民間検査に移行する計画で、今年度は全県の70%を民間の県農産物検査協会が実施。県内初検査となったこの日も同協会の柏崎農協所属検査員が担当し、北陸農政局新潟農政事務所がサポートする形で行われた。初検査にあたり、柏崎農協の巻渕重政副組合長は「低温、日照不足の 中での収穫になったが、消費者の求める高品質・良食味を提供したい」とあいさつ。新米が袋から抜き取られ、目で見ての整粒検査や水分・重量の測定が行われた。
検査講評で新潟農政事務所の谷内田巧・検査技術指導官は「小粒だが、充実度は平年並み。胴割れやカメムシ被害も散見される程度。高温による乳白米は見られず、低温による青未熟も少ない」と評価。次々と一等のスタンプが押される光景に、見守る農協職員の表情にも笑顔が見られた。
(2003/ 8/29)
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