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中央地区コミセンの防災講座。避難所になる12の町内役員が集まり、段ボールベッド、パーティションの組み立てに挑戦した=6日、同コミセン (2024/07/11)


相田院長(前列左から3人目)、長谷川副院長(同4人目)と、かつて例のない大人数となった臨床研修医。深刻な医師不足の中で期待が集まる=市内北半田2、柏崎総合医療センター (2024/07/10)


柏崎リーダー塾第6期生の入塾式。1年半にわたるカリキュラムのスター トを切った=6日、柏崎商議所 (2024/07/09)

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曳屋の技で土蔵を移転

 市内学校町、曽田内科医院で道路拡幅に伴う土蔵の移築工事が行われており、昔ながらの曳屋(ひきや)の技を駆使した移転作業が山場を越えた。

 土蔵は現在地で90年以上とされ、解体・移築の形跡もある。幅7.3メートル、奥行き4.6メートルの2階建て。移転作業は7月下旬の下準備から始まり、壁や扉を板や特殊な道具で入念に押さえ、固定した。20トン用のジャッキ約20基を使って基礎から持ち上げ、敷地内に約3メートル引き込んだ後、90度回転し、新しい基礎の上に移した。

 中心市街地で珍しい土蔵の移転は、使い込んだ道具や大量の角材を使う曳屋の仕事。頑丈な角材を積み重ねて橋をかけ、細長い鉄板のレールに鉄管を敷き、角材と板に乗った土蔵をワイヤーとジャッキの手作業で慎重にひいた。本格的な移転は5日をかけて行い、近所の人も土蔵が少しずつ位置を変えていく様子を見守った。

 古民家、社殿の移築・改築などを手掛けてきた市内中央町、箕輪工業社長の箕輪登さん(65)は「近年は古い建物も取り壊すばかり。古いものは古いなりに、傷んだものは痛んだなりに配慮し、移すのが私らの仕事」と言う。施主の家族は「古い街並みを支えた職人の技が今も残っていることに感激した。土蔵は大切に使いたい」と話している。

(2003/ 9/ 8)

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