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平和願い、神田さち子さんの1人芝居など
戦争の悲劇の歴史を風化させまいと、1人語りの芝居を続ける舞台俳優・神田さち子さんの「帰ってきたおばあさん」が23日、産文会館文化ホールで上演される。同時上演は柏崎演劇研究会(長井満代表)による朗読劇「いくさあらすな」。主催は平和を願う演劇を観(み)る会(植木馨実行委員長)。
同実行委員会では、公演を通して、市民1人ひとりから戦争の悲惨さ、平和を願う気持ちをさらに高めてもらおうとの願いを込めた。神田さんは中国残留女性の半生を描いた「帰ってきたおばあさん」を1996年に初演して以来、全国各地で多くの人たちの胸を打っており、柏崎では初演となる。
物語は戦前、夫とともに旧満州に開拓団として移り住んだ九州出身の女性の体験がもとになった。混乱を極めた逃避行の中で、わが子に手をかけ、夫からも見捨てられる。置き去りになった彼女を助けてくれた中国人男性との生活。しかし、幸せもつかの間、文化大革命で家族は離散してしまうという壮絶な人生を生きた女性を描く。
開演は午後1時半。入場料は前売り2,500円(当日3,000円)。産文会館、市民会館などでチケットを取り扱い。問い合わせは事務局の市文化振興課(電話21-2364)へ。
(2003/ 9/18)
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