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蔵シックコンサートで本堂に弦楽とギターの音

 市内東本町1の曹洞宗寺院・福厳院(栗林文英住職)の本堂で27日、「秋の夜の蔵シックコンサート」が開かれた。コンサートは一昨年から始まり、これで4回目。土蔵造りの本堂にはたくさんの聴衆が訪れ、クラシックとラテンの異色の組み合わせを楽しんだ。

 栗林住職が「暗い世の中で少しでも生きる糧にしていただくため、楽しい時間を」とあいさつした後、プログラムの幕を開けた。第1部は柏崎フィルハーモニー管弦楽団の三井田勝一団長らがヴィヴァルディ協奏曲集「四季」から「春」と「秋」に続いて、アンコールの「冬」を演奏した。

 2部では市内の久保田正紀さんら4人の仲間たちで編成したラテンバンド「ロス・ボラチョス」が「ベサメ・ムーチョ」「アルハンブラの思い出」などを独特のリズムに乗せてたっぷり演奏した。クラシックを奏でるバイオリンなどの弦楽器の息づかい、ラテンやフラメンコなどの情熱的なギターの響きが本堂に行き渡った。

 家族と一緒に初めてコンサートに訪れたという市内駅前1、渡辺丕(ひろ)子さん(74)は「大好きなクラシックが聴けた上、バンドの演奏では昨年のスペイン旅行が懐かしく思い出され、大変楽しませてもらった。生の音楽が聴けるということは、やはりいいですね」と話した。

(2003/ 9/30)

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