今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)
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市内軽井川、新潟産業大学は、理工系、医学系のエッセンスを取り入れた産業学科の来春開設を目指し、25日午後1時から公開シンポジウム「医療・福祉産業がもたらすもの」を市民プラザ・波のホールで開く。入場無料で、一般の来場を歓迎する。
特別講演として生体工学の第1人者で細胞レベルから脳機能の解析、介護機器の開発などに取り組む斎藤正男・東京電機大学教授が「ハイテク社会における育児――工学と産業」。医用精密工学が専門で手術支援システムなどを研究する土肥健純・東京大学教授が医療福祉工学について基調講演を行う。
また、パネル討論は医用電子工学などが専門の福井康裕・東京電機大学教授を座長に、福本一朗・長岡技術科学大学教授、医学博士の伊藤寛志・新潟産業大学客員教授ら4人が参加。人工心肺、生体計測など専門の立場から医療、福祉産業の現状と将来について報告し、意見を交わす。
産大では専門性と即戦力のある人材育成を目指し、経済学部産業学科(定員100人)の開設を六月に文部科学省に申請した。地域情報、環境安全・食糧資源、介護福祉の3コース。1年次から数学概論、生物学、医学概論などの基礎専門科目を、3.4年次は各コースの専門科目を学ぶ。開設に向け、鉄筋コンクリート2階建ての研究実験棟が7月に完成した。
公開シンポについて、介護福祉のスタッフは「身障者、高齢者の介護だけでなく、最先端の医療支援システムの応用などで育児の負担軽減になることも知ってほしい」と話している。
(2003/10/20)
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