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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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蓮池さん夫妻を知事が激励

 北朝鮮による拉致被害者で帰国1年が過ぎた蓮池薫さん(46)、祐木子さん(47)と曽我ひとみさん(44)は22日、平山知事に招かれ、県庁で懇談した。知事は子供や家族の帰国問題が長引いていることに「知事として力が足りなかったと反省している」と述べ、政府に働き掛けたいとして、「必ず帰ってくるから、信念を持って頑張ろう」と激励した。

 知事は交渉が進展しないいまま1年が過ぎたことを、「北朝鮮に強く抗議しないといけない。日本政府にも重く感じてもらわなければならない。内閣も変わったので機会を見て、私からも官邸に申し入れたい」と述べた。行政広報紙の編集、保育園の調理補助の仕事について知事に問われ、薫さんは「職場には同級生や知人がいる」と笑顔を見せ、祐木子さんは「保育園に行くと笑えますし、気分的にもいい。結構知っている人がいて、会えば話題もあります」などと答えた。真野町の嘱託で保健衛生指導員の仕事を始めたばかりの曽我さんも「楽しいですよ」と答えていた。

 知事は懇談後、北朝鮮との交渉について薫さんが「(北は)いろんなものを材料にするだろうから、き然としているのが1番大事ではないか」と述べたと話した。また、知事によると、曽我さん、祐木子さんは「政府が何をしているのか見えない」と述べ、「水面下の交渉と結果について時々の説明がないと、ニュースが出るたび(家族の帰国に)期待を持ち、精神的にまいってしまう。情報は流してほしいと政府に言おうと思う」と話した。

(2003/10/23)

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