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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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すくすく育ってねーとサケの卵を飼育

 小さな命を大切に育ててーーと、市サケマス増殖事業協会(深井汀会長)はこのほど、柏崎刈羽の九小学校にサケの卵300粒ずつを贈った。このうち日吉小(田村秀一校長、児童数205人)では5年生(35人)が飼育を担当。次々と生まれる赤ちゃんの様子に感動の輪が広がっている。

 5年生は今年度の総合学習で「地域の水」をテーマに、水生生物と水質を調べてきた。アメリカザリガニ、ヨシノボリ、アブラハヤ、カワニナなど15種類の生き物と 地域の池の水草で「ふるさと水族館」を作り、多様な自然の観察を続けた。サケの稚魚の飼育はその一環で、総合学習をさらに発展させる活動として初めて取り組んだ。

 教室前の水槽に入ったサケの卵は人気の的。今週初めから次々とふ化を始めており、柳亜里沙さんは「一生懸命に赤ちゃんが卵から出ようとしているところを見て、感動した。泳ぐたびにお腹の袋が揺れてかわいい」、蓮池駿人君は「新しい命が生まれて、かわいい。立派に、大きく元気に育って欲しい」とにっこり。担任の落合啓之教諭は「水の中での生命の誕生、そして放流の際の別れの寂しさも児童から感じて欲しい」と話した。

(2004/ 1/21)

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