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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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「オグニの米つくり物語」45年ぶり再演へ

 村芝居と伝統芸能「巫女爺(みこじ)」で知られる小国町太郎丸の春まつりが17日午後7時からと18日午後0時半からの2回、新浮海神社の境内で開かれる。今年の芝居は、1959(昭和34)年に、当時の渋海中学校文化祭で演じられた「オグニの米つくり物語」。本番に向け、連日連夜の猛練習が続いている。

 脚本は市内城東2、元学校長で日本児童文芸家協会会員の牧岡孝さん(68)。同校に勤務していた牧岡さんは演劇部の顧問を務め、文化祭で生徒が演じるために書き下ろした。ストーリーは「小国の地でまだ狩猟・採集の暮らしが営まれていた時代、1人の若者が米つくりという新しい取り組みを持ち込んだ。しかし、若者と米つくりには、乗り越えなければならない大きな壁が立ちはだかる――」という内容。牧岡さんはこの物語を、神話のような雰囲気に仕立てた。

 作品は、昨年の柏崎演劇フェスティバルで、長井満・柏崎演劇研究会代表が演出し、13人の小・中学生によって44年ぶりに再演された。この劇を見ていた太郎丸村芝居の関係者が牧岡さんに小国への45年目の里帰り≠求め、今年実現した。

(2004/ 4/15)

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