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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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蓮池さん夫妻の子供帰国
小泉首相の再訪朝と金正日総書記との2度目の日朝首脳会談を受けて、北朝鮮による拉致被害者5人の家族8人のうち、蓮池薫さん(46)、祐木子さん(48)夫妻と福井県小浜市の地村保志さん夫妻の子供5人が22日、政府専用機の予備機で帰国した。蓮池さん夫妻と子供2人は、夫妻の帰国から1年7カ月ぶりに再会し、23日夕、市内の蓮池さんの実家にバスで到着した。薫さんは帰郷会見で長女(22)、長男(19)の日本名をそれぞれ「重代(しげよ)」「克也(かつや)」と公表。同夜のうちに家族4人は新居に移り、新しい生活のスタートを切った。
蓮池さん親子4人は22日に羽田空港のバス車内で再会した。一夜明け、都内のホテルを薫さんの父秀量さん(76)と母ハツイさん(72)、祐木子さんの父奥土一男さん(76)とともにバスで出発し、午後5時前、市内土合の実家に着いた。子供との会話から北朝鮮でも拉致問題の論評が新聞に載り、両親とかかわりがあることをうすうす知っていたらしいことが分かった。帰郷の車中で薫さんが「親の過去は知りたくないのか」と水を向けると、「知りたいけど、後でいいよ」と答えた。友だちとの別れがつらい様子だったが、「日本語を学びたい」という2人の言葉に薫さんは励まされたという。
(2004/ 5/24)
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