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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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岡本硝子が柏崎進出調印
市内田尻工業団地に工場進出を決めた特殊ガラス開発メーカー、岡本硝子(千葉県柏市、岡本毅社長)が16日、県庁で柏崎市と進出協定書に調印した。着工は来年4月ごろ、06年1月の操業開始を目指す。
同社は1928年の創業。プロジェクター(投影機)の光源用反射鏡は世界市場の47%、歯科用ミラーは80%を占める。昨年、ジャスダック市場に上場した。大画面映像装置の世界的な需要急増から柏市の2工場の増産が追いつかない状態で、広く新工場の適地を探していた。
建設地はコマツ所有の約3万7,500平方メートルを市が3億3,000万円で買い戻し、岡本硝子に賃貸する。1期工事は工場など延べ約6,400平方メートルを建設。2基のガラス溶融電炉を設置し、プロジェクター用反射鏡の材料を生産する。総工費20〜22億円。電力料金が半額になる原発立地点の企業新増設優遇制度などが決め手となり、調印まで4カ月という早さだった。
従業員は当初80人で、ほとんどが地元採用。すでに4人が本社研修中で、高校生16人に1次内定を出した。2期工事以降は受注動向を見ながら、08年ごろまでに電炉2基の増設、薄膜蒸着までの一貫ライン導入を検討する。最終的に250人規模を見込む。県によると、ここ10年で最大の企業誘致という。
(2004/12/17)
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