PHOTOニュース

海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

>>過去記事一覧
震災復興へ願い託しコンサート

 中越地震の復興支援を目指したチャリティーコンサート「柏崎から送る心のハーモニー」(同実行委員会主催)が10日、市民会館大ホールで開かれた。市内をはじめ、長岡、小千谷、魚沼などから音楽仲間も集まり、総勢約300人が心を一つに演奏を繰り広げ、復興への願いを託した。

 コンサートは柏崎地域を中心にした音楽団体が集い、被災地への応援メッセージとなる曲を演奏したいと計画された。常盤高校吹奏楽部のステージドリルで幕を開け、中学校の合同演奏、混声合唱などが次々と。地震で被災した部員がいる北条中も元気な演奏を披露した。途中、松平健さんさながらの扮装でマツケンサンバが飛び出したり、パワフルな「YMCA」でも楽しませた。

 また、合同演奏「夜空のトランペット」では、中央で活躍するトランペット奏者・杉木馨さんのソロが聴衆の胸にしみわたった。出演者と会場が一体になった「翼を下さい」の大合唱に包まれ、実行委員長の堀内一徳・柏崎総合高校吹奏楽部顧問は「多くの賛同を得て、コンサートを開くことができた。地震によって、人と人のつながりの大切さを改めて知った。今年は復興元年。柏崎から良い音楽、文化を発信していきたい」と話した。

 会場では中越地震、スマトラ沖地震への義援金箱が設けられ、それぞれ23万円、7万円の合わせて30万円が寄せられた。

(2005/ 1/11)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。