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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)


JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)


たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)

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トルコ文化村が再建か倒産か岐路

 市内鯨波の柏崎トルコ文化村を運営するケー・ティ・ブイ(土田新吾社長)は31日に役員会を開いて、再建か整理倒産かの選択を行う。現在の負債総額は約1億5,000万円(資本金9,500万円を含む)。水害、猛暑、地震に見舞われた昨年の入場者数は最盛期の約半分の約16万人にとどまり、経営の岐路に立たされる事態となった。

 再建のためには、施設の所有者である市の支援(地代の減免など)が不可欠。再建計画を市に提出するかどうかは役員会の意向次第となる。現在浮上している再建案は、第2テーマパークに業務を集約したいとするものだが、関係者の意見は一つにまとまっていない。一部には、今年3月末まで決定を延ばすという意見もある。2,000万円の資金を用意するとする役員もいて、継続への意思を示しているという。一方、土田社長は再び責任者になる考えはないと再三にわたり明言し、取締役での残留も否定。再建の道を目指す場合、誰が中心となって再建計画を出すかも大きな問題となる。

 再建への道は険しいが、それを選択したとしても、市と市議会の判断を待たなければならず、議会2月定例会での議論が焦点だ。

 整理倒産を選んだ場合は、土地・建物の維持管理責任は市に戻る。公園として現状維持の場合でも年間3,000万円以上の経費が必要と見込まれている。また、観光資源が集中する市内西部地域に大きな影響を及ぼすばかりでなく、柏崎の観光業全体にもダメージを与えるのは必至だ。

(2005/ 1/29)

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