海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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柏崎港活性化委員会(委員長=三善憲雄・県柏崎地域振興局長)は15日、最終となる4回目の検討会議を柏崎商工会議所で開き、同港活性化策を取りまとめた。柏崎港と柏崎マリーナを対象に5年以内の短期とそれ以上の長期のプロジェクトに分け、「にぎわいのあるみなと」を目指して様々な活性化策を行うとしている。活性化策が国の港湾計画の中に取り入れられた場合、柏崎港はこれまでの物流港から一部観光面への転用が図られる転換期を迎えることになる。
会議では各委員が意見を述べた後、三善委員長が「柏崎地域の観光市場規模は160億円程度あり、1,500人ほどの雇用を担っていると推定している。柏崎港が人と物の一大交流拠点となるよう計画の実現に努力していきたい」と結んだ。
柏崎港活性化策としては「空間利用の再編による新たな機能の導入」「港湾を核とした観光ネットワークの形成」「物流機能の強化・拡充」を提唱。マリーナについては「地域と市民に開かれたマリーナづくり」「機能向上を目指したマリーナづくり」「利用増加に向けたマリーナづくり」をうたっている。
特に「にぎわい空間の創出」の中で打ち出されているのは、柏崎港西ふ頭に集客施設「ポートセンター」を整備しようとする計画。観光交流を目指す中核施設と位置づけている。マリーナ関係では懸案事項となっている大型艇上下架施設の整備計画も組み込まれた。
(2005/ 2/17)
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