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「綾子舞」記念公演は11月に

 市内鵜川地区で伝わる綾子舞の国の重要無形民俗文化財指定30周年を記念して今年11月、同地区・静雅園前特設舞台で記念公演が行われる。この開催に向け、28日、記念事業実行委員会(須田弘宗委員長)の第2回会合が市役所分館で開かれた。

 綾子舞は鵜川の下野、高原田集落に五百年もの間伝わる古典芸能。女性の演じる小歌踊、男性のはやし舞・狂言を総称し、出雲の阿国(おくに)の初期歌舞伎踊りの面影を色濃く残す。1976年、全国30の芸能の一つとして、国の重文指定を受けた。前年に当時の文部省が文化財保護法の改定を行い、新たに民俗文化財として指定したもので、県内では綾子舞だけだった。

 記念事業は、公演を中心に据え、両座元とも現地公開ではあまり演じられることの少ない狂言を含め、はやし舞、小歌踊の三種類、三演目ずつを披露することなどを方針にした。開催は11月5日。高原田は小切子踊、烏帽子折、猩々舞を、下野は小原木踊、龍沙川、さい鳥指し舞を予定。久々の復活演目などを盛り込んだ。公演の合間には、式典を行い、節目の年を祝う。

(2006/ 6/30)

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