PHOTOニュース
今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)
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博物館で15日から20周年展「渚モノがたり」
市立博物館が開館20周年記念特別展「渚(なぎさ)モノがたり―漂着物からみた越後・佐渡―」を15日から開く。古くは「娥眉山下橋」標木(市文化財)をはじめ、柏崎など本県沿岸に打ち上げられた特色ある漂着物を一堂に展示する。会期中、講演会、採集会もある。
600キロの海岸線を持つ本県には、昔からさまざまな漂着物が打ち上げられる。海辺近くの人々は流木、海藻を拾い、冬のハリセンボンは軒先の魔除けにした。まれに打ち上がる寄りクジラ、南国の果実や色鮮やかな貝殻などは海からの贈り物だった。良寛和尚が柏崎宮川の浜に漂着した「娥眉山下橋」と刻まれた標木に感動し、詩を残したことはよく知られる。
同展では、これまで県内沿岸に打ち上がった特色ある漂着物を一堂に展示し、漂着物と人々とのかかわりを眺めるとともに、現代の海からの声にも耳を傾ける機会にする。高さ約5メートルの漂着物アート「渚に立つ巨人」が迎え入れ、貝類、漂着種子、ヒスイ、娥眉山標木、漂着神仏などの民俗・呪物としての漂着物の数々が展示される。
(2006/ 7/12)
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