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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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県が道路通行規制の雨量基準を強化

 土砂災害からの安全確保を図るため、県はこのほど、道路を事前通行規制(全面通行止め)にする際の雨量基準を見直した。県柏崎地域振興局管内でも中越地震で揺れの大きかった地域で、時間雨量の基準数値を新たに設定するとともに、連続雨量の基準を強化した。

 中越地震、豪雨、豪雪と県内で災害が多発するのを受け、泉田知事は今年4月、「人命第一の対応を」という方針を発表。県土砂崩れ安全対策委員会が開催され、中越地震で被害の大きかった地域を中心に、道路を事前通行規制にする場合の雨量基準の見直し、警戒パトロールの強化が決まった。

 県によると、中越地震で震度6弱を観測した地域を中心に、地質などにより土砂崩れを起こしやすい不安定な場所が多く残っており、柏崎地域では北条・中鯖石地区の八石山の周辺、南鯖石地区から旧高柳町にかけての鯖石川沿いが基準見直しのエリアとなった。

 対象路線は、県道田代小国線(石川峠)、主要地方道柿崎小国線(田島峠)、主要地方道小千谷大沢線(市内大沢―長岡市小国町)、県道山中上野線(市内高柳町山中―十日町市)、県道松代岡野町線(市内高柳町岡野町―栃ケ原)の5路線。通行止めの基準として新たに、時間雨量30ミリを設定し、これまで140ミリだった連続雨量基準を100ミリに強化。また、連続雨量が50ミリに達した時点で、区域内の土砂崩れ警戒パトロールを行う。

(2006/ 7/22)

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