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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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草刈り軽減へヒメイワダレソウ拡大の試み

 市内宮之窪の市農業振興公社で、水田の畦(あぜ)や農道脇の草刈りを軽減するための被覆植物・ヒメイワダレソウの拡大を目指し、株を増やす試みが始まった。

 農業の従事者が年々高齢化し、少なくなっていく中、畦の草刈りは農地保全・農業維持の最も大きなテーマの一つだ。食の安全・安心から除草剤を使うことは避けなければならず、放置して草やぶ化した畦がカメムシの生息場所となって、食害による米の品質低下が深刻化しているのが現状だ。傾斜地の水田を区画整理し、面積を広くすると、畦の斜面が大きくなり、急な傾斜地での草刈りは中山間地域の大きな負担。こうした中、ヒメイワダレソウをはじめ、シバザクラ、ティフ・ブレアなど被覆植物に関心が高まっている。

 ヒメイワダレソウは南米・ペルー原産の耐寒性常緑宿根草。節から根を出して急速に群落を作るため、花壇の縁や石垣のグランドカバーとして普及。市内では宮之下の農道脇、主要地方道鯨波宮川線の柏崎墓園付近、8号バイパス半田交差点付近に植えられている。

(2006/ 8/11)

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