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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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リケンキャステックが臭気対策で新型装置
自動車エンジン用カムシャフトなど製造の市内北斗町、リケンキャステック(宗方真幸社長)はこのほど、臭気対策として鋳物業界では初めて蓄熱燃焼方式の脱臭装置を設置、稼動させた。1号機の稼働状況、性能などを確認し、来年中に3基の増設を目指す。
鋳造では注湯工程で最も臭気が発生しやすい。同社はこれまでの対策の結果、中和脱臭剤噴霧装置を注湯排気ダクトに取り付け、臭気低減を図ってきた。しかし、ここ数年、生産本数の急増で効果が追いつかないことから、2004年からリケングループとして装置メーカー10社の方式をコスト、環境負荷などから比較検討し、脱臭効果を最優先に今回の方式を採用した。
脱臭装置は幅6メートル、長さ32メートル、排気塔の高さ15メートル。工場に隣接した屋外に設置し、5つの蓄熱層の部屋で残留臭気を820度から840度で次々と加熱し、無臭化する。装置は4カ所の注湯ラインにそれぞれ設置する計画で投資総額は約10億円。悪臭防止法に基づく規制基準は敷地境界で臭気指数13であるのに対し、「大方の人が苦にならない程度の弱い臭い」とされる10未満を目標とする。
(2006/ 8/29)
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