PHOTOニュース

園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

>>過去記事一覧
優美に綾子舞現地公開

 国指定の重要無形民俗文化財「綾子舞」の現地公開(市綾子舞保存振興会、市教育委員会主催)が10日、市内女谷の綾子舞会館前で行われた。今年は重文指定30周年の節目。伝承学習で取り組んだ小・中学生らが大人に交じり、優美な舞台を繰り広げた。上演の途中、激しい雨に見舞われ、旧鵜川小体育館に会場を移したものの、ピーク時は約1700人の観客でにぎわった。

 綾子舞は女性が踊る小歌踊と男性によるはやし舞、狂言の3種類を総称。出雲の阿国(おくに)の初期歌舞伎の面影を色濃く残す古雅な芸能だ。周辺の水田が黄金色に染まる中、現地公開は舞台清めの「三番叟(そう)」で幕を開け、「小原木踊」「常陸踊」「掏摸(すり)」「海老(えび)すくい)」などを次々と披露した。

 会場には、市内外から大勢の人が詰めかけ、舞台上の独特の所作に見入り、せりふ回しに聴き入った。

(2006/ 9/11)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。