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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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縄文古木の笛とコカリナ演奏会で復興願う
中越沖地震を乗り越えて活動している柏崎コカリナクラブ(代表・栗林文英さん)が13日、「縄文古木の笛とコカリナの演奏会」を産文会館文化ホールで開き、震災1周年を機に、復興への願いを癒やしの音色と歌声に込めた。柏崎ライオンズクラブが協賛した。
コカリナは、ハンガリーの民族楽器を発祥とする木の笛。この日はクラブのメンバー18人が「ドナドナ」や「大きな古時計」で美しいアンサンブルを披露。中越沖地震で日本海に出現した縄文古木からメンバーが作った笛では「浜辺の歌」などをソロ演奏し、一段と柔らかな音色を響かせた。
刈羽村の「すなやまコーラス」のほか、柏崎には何回も来ているコカリナ奏者・黒坂黒太郎さんも出演し、矢口周美さんの歌と安田雅司郎さんのギターとともに魅了。黒坂さんは「復興に頑張る姿に僕らも励まされた」と語り、縄文古木にちなんだ新曲「縄文の海」を初公開した。
栗林代表(54)はあいさつで「メンバー全員が被災して一時はクラブを解散しようかと思ったが、地震で縄文古木に巡り会えた。生きてさえいればこういうことがある。復興に向かって努力しよう」と呼び掛けた。
(2008/ 7/14)
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