PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
近藤リコー社長がふるさとで講演

 柏崎出身でリコー社長の近藤史朗さん(58)の講演会「ふるさと柏崎と世界」(新潟産大主催)が18日、産文会館文化ホールで開かれ、中越沖地震で被災したふるさとにエールを送った。

 近藤社長は西山町出身。柏高20回卒。新潟大工学部を卒業し、リコー入社。ファクス、複写機の開発、デジタル機への転換期をリードし、多機能化、カラー化、ネットワーク化を推進した。2007年から代表取締役社長。

 講演ではリコーの沿革で、同社とリケンの母体である理化学興業などを率いた理化学研究所第3代所長・大河内正敏博士と柏崎の縁などに触れ、「博士が常宿とした柏崎駅前の岩戸屋旅館で私は結婚式を挙げた。リコーの社長になったのも不思議な縁」と述べた。少年期からの写真をステージに投影してふるさとの思い出を語り、学生時代から趣味の登山を商品開発やチームの仕事になぞらえ、コミュニケーションの大切さを訴えた。

 農耕社会である日本企業は技術を育て、未来に投資するとして欧米の企業哲学との違いを述べ、意思、志、柔軟さ、謙虚さを呼び掛けた。

(2008/ 7/19)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。