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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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近藤リコー社長がふるさとで講演
柏崎出身でリコー社長の近藤史朗さん(58)の講演会「ふるさと柏崎と世界」(新潟産大主催)が18日、産文会館文化ホールで開かれ、中越沖地震で被災したふるさとにエールを送った。
近藤社長は西山町出身。柏高20回卒。新潟大工学部を卒業し、リコー入社。ファクス、複写機の開発、デジタル機への転換期をリードし、多機能化、カラー化、ネットワーク化を推進した。2007年から代表取締役社長。
講演ではリコーの沿革で、同社とリケンの母体である理化学興業などを率いた理化学研究所第3代所長・大河内正敏博士と柏崎の縁などに触れ、「博士が常宿とした柏崎駅前の岩戸屋旅館で私は結婚式を挙げた。リコーの社長になったのも不思議な縁」と述べた。少年期からの写真をステージに投影してふるさとの思い出を語り、学生時代から趣味の登山を商品開発やチームの仕事になぞらえ、コミュニケーションの大切さを訴えた。
農耕社会である日本企業は技術を育て、未来に投資するとして欧米の企業哲学との違いを述べ、意思、志、柔軟さ、謙虚さを呼び掛けた。
(2008/ 7/19)
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