PHOTOニュース

海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

>>過去記事一覧
谷根にアートと憩いの場

 市内谷根にカフェ・ギャラリーと陶芸工房の「tanne(タンネ)」がオープンし、地元や市内外の人々の新しい交流と憩いの場になっている。

 オーナーは市内の荒木文子さん(42)。器が好きで、ギャラリー開設の夢を描きながら、子育てのかたわら、2003年から器の展示販売を市内外で行ってきた。谷根の人の紹介で空き家を借りて改装し、昨秋オープンにこぎつけた。

 荒木さんは「子供が特認校の上米山小でお世話になり、炭焼き、竹細工など体験学習を通じ、ものづくりの伝統文化が地域に息づいていることが分かった。谷根の4季にも魅せられた」という。店名のタンネはドイツ語でモミノキ。雪の中でも緑が絶えず永遠、希望のシンボルで、鳥のとまり木のように人が集う場に――との願いを込めた。

 また、同じ民家で陶芸工房を主宰するのは栃尾市の嶋田恵一郎さん(34)。大学で陶芸研究課程を修了した1999年から旧湯之谷村の魚沼市で陶芸講師を務め、湯之谷焼をおこした。故郷で工房を目指していたところ、荒木さんの企画展に出品した縁で谷根に築窯。「柏崎はものを作ることに寛容な土地柄に見える。地域に根ざした創作で全国に発信したい」と話す。

(2009/ 1/14)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。