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県が進めている別山川下流部の改修事業(緊急対策特定区間)に関連し、市内剱で架け替えによる新しい「剱橋」がこのほど完成、続いて取り付け道路(県道荒浜中田線)の工事が始まった。新たな橋の供用開始は2月末から3月上旬の予定だ。
鯖石川・別山川の下流域は川幅が狭い上に堤防が低く、過去に水害を繰り返してきた。特に1995年8月の豪雨では多くの家が床上浸水している。流域は近年、急速に住宅化したことから、治水安全性の向上が大きな課題とされてきた。
県は99年から、鯖石川の開運橋から別山川との合流点まで床上浸水対策特別緊急事業を導入、2003年度からは国道8号新田橋より下流の別山川1700メートル区間で川幅を35メートルから50メートルに拡幅する改修事業に着手した。拡幅には4つの橋の架け替えと2つの樋(ひ)門の造り替えが必要で、これまでに最上流部の農道橋「中割橋」と、上流から3番目の市道橋「土合橋」が完成。上流から2番目の市道橋「大新田橋」は橋本体が完成し、3月末を目指して取り付け道路の設置工事が行われている。
県道の剱橋は車両の通行量が多く、交通切り替えによる複雑化を避けるため、現在の橋のすぐ上流側に新しい橋(長さ54.9メートル、車道幅7メートル、下流側に2.5メートルの歩道)を架けた。05年から橋台など下部工の工事に入ったが、途中で施工業者の倒産、豪雨に見舞われ、さらに中越沖地震では左岸側の橋台が大きく損傷して造り直しを余儀なくされるなど苦労の多い工事が続いた。工程は1年遅れとなり、下部工の工事は昨年10月に終了。昨年末までに上部工を架けた。
(2009/ 1/26)
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