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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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椎谷観音堂で護摩法会

 市内椎谷、椎谷観音堂(市文化財、高橋教正住職)で1日、伝統の椎谷市護摩法会が開かれた。町内外から大勢の人が訪れ、護摩の火に手をかざし、震災復興を託した。

 椎谷観音堂は、縁起によれば弘仁年間(810-823)に造られたと伝えられ、1624(寛永元)年に焼失。現在の建物は1770(明和7)年に再建された。観音堂は中越沖地震では大きな被害はなかったものの、別棟の宝物殿が全壊し、改修工事を行った。今は観音堂の裏山の修復工事を進める。

 護摩法会は江戸時代から続いた馬市で行っており、長い歴史がある。高橋住職らの読経とともに、護摩の火がたかれた。集まった人たちは列をつくって、燃える火に手を合わせた。初めて訪れた東港町の主婦(63)は「伝統行事をつないでいけることは素晴らしい。地震からの復興を一生懸命祈った」と話した。

(2009/ 7/ 3)

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