PHOTOニュース

ハナモモ畑を管理する池田寿一さんから話を聞く鯨波小と米山小の児童= 18日 (2024/04/19)


県内トップを切って行われた葉月みのりの田植え=18日午前、市内藤井 (2024/04/18)


春風に乗り、よしやぶ川の川沿いの桜とコラボで楽しませるこいのぼり= 15日、市内松美町地内 (2024/04/16)

>>過去記事一覧
番神の神部さんが絵本出版

 市内番神1、フリーイラストレーター・かんべあやこ(神戸綾子)さん(53)がこのほど、絵本「モリくんのおいもカー」(くもん出版)を刊行した。主人公の「モリくん」は市内にある県天然記念物の福浦猩々(しょうじょう)洞のコウモリとの出会いから生まれた。日本海の青い海原も描かれた絵本は、子どもたちの心をわくわく感で包みそうだ。

 絵本は、サツマイモを削って「おいもカー」を作ったモリくんがドライブをするという物語。おなかをすかせたネズミやカエルなどが次々と現れ、モリくんが困っている友だちに「おいもカー」を削って分けてあげると、車が穴だらけになってしまい、最後はみんなで食べ尽くしてしまうという愉快な冒険絵本だ。

 主人公のモリくんの取材のため、市立博物館の箕輪一博学芸員の協力で猩々洞の洞窟(くつ)調査に同行させてもらい、生態を観察した。また、物語の途中の絵には、日本海や青海川の恋人岬、風力発電などが描かれる。絵本全体が温かいタッチで、読む人をホッとした気分にさせてくれる作品だ。

(2010/ 9/ 7)

※柏崎日報社掲載の記事・写真は一切の無断転載を禁じます。


すべての著作権は柏崎日報社および情報提供者に帰属します。新聞記事・写真など、柏崎日報社の著作物を転載、利用するには、原則として当社の許諾を事前に得ていただくことが必要です。掲載についてのお問い合わせは、お電話 0257-22-3121 までご連絡ください。