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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)
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番神の神部さんが絵本出版
市内番神1、フリーイラストレーター・かんべあやこ(神戸綾子)さん(53)がこのほど、絵本「モリくんのおいもカー」(くもん出版)を刊行した。主人公の「モリくん」は市内にある県天然記念物の福浦猩々(しょうじょう)洞のコウモリとの出会いから生まれた。日本海の青い海原も描かれた絵本は、子どもたちの心をわくわく感で包みそうだ。
絵本は、サツマイモを削って「おいもカー」を作ったモリくんがドライブをするという物語。おなかをすかせたネズミやカエルなどが次々と現れ、モリくんが困っている友だちに「おいもカー」を削って分けてあげると、車が穴だらけになってしまい、最後はみんなで食べ尽くしてしまうという愉快な冒険絵本だ。
主人公のモリくんの取材のため、市立博物館の箕輪一博学芸員の協力で猩々洞の洞窟(くつ)調査に同行させてもらい、生態を観察した。また、物語の途中の絵には、日本海や青海川の恋人岬、風力発電などが描かれる。絵本全体が温かいタッチで、読む人をホッとした気分にさせてくれる作品だ。
(2010/ 9/ 7)
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