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園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)


海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)

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故竹田さんの遺志「えんまねこ物語」完成

 県内の創作太鼓の作曲と指導で知られた竹田満さんが伝え残した「えんまねこ」の物語がB5判12ページの絵本「えんまねこ物語」となってこのほどよみがえった。市内城東2の詩人・牧岡孝さん(71)が文を作り、竹田さんの長女・岩崎共美さん(36)が絵を担当した。

 この物語は、えんまさん(閻魔堂)の隣で駄菓子屋を営んでいたおばあちゃんと野良猫「エンちゃん」の話。おばあちゃんに拾われたエンちゃんがいつしか子猫を次々と連れてくるようになる。牧岡さんはこの話を竹田さんから、2001年の8月5日に聞いた。竹田さんと牧岡さんは潟東村(現新潟市)の創作劇の指導で一緒になり、その折「私が絵を描いて、できれば地元で本にしたいので物語を作ってほしい」と頼まれた。

 しかし竹田さんは年が明けた02年4月に病気のため61歳で死去。今回、その遺志を牧岡さんがようやく実現した。本のデザインを担当したのが共美さんだけに、制作は順調に進んだ。「父と縁のある仕事ができて幸せ」と話す共美さんは現在、千葉県在住だ。

(2006/ 6/13)

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