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今年もイルミネーションが点灯されたJ―フォレスト遊歩道。青や白、オ レンジ色の光が輝き、寒空の中、ホッと心豊かに包んでいる=市内駅前1、 植木組 (2024/11/28)
JBA公認のD級審判に認定された鏡が沖中3年・嘉瀬志音君 (2024/11/27)
たわわに実るバナナ。強風でハウス倒壊寸前の危機などのアクシデントを 乗り越え、開設5周年を迎えた。右は霜田真紀子副社長=市内荒浜2の農 園「シモダ・ファーム」 (2024/11/26)
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アユの生態を鵜川と柏崎の海で調査
国内でアユの漁獲量が減少傾向にある中、未解明部分が多い沿岸地域でのアユの生態を調査する事業が昨年度から全国6地点で進められている。市内を流れる鵜川と柏崎沖の日本海が調査地点の一つとなっており、調査に協力している柏崎刈羽内水面漁業協同組合(石田高組合長)でも「鵜川に生息する魚の実態を知る絶好の機会。今後の増殖にも参考にしていきたい」と調査結果に期待する。
調査に当たっている独立行政法人・水産総合研究センターによると、近年のアユの漁獲量は、ピークだった1980年代後半の半分以下にまで落ち込んだ。原因として春から初夏にかけて海からそ上する稚アユの減少が指摘され、特に日本海側では2003年以降、広範囲にわたって激減し、このままではアユ資源の枯渇も危ぐされる状況だという。
調査は、本県などの日本海側、太平洋側合わせて全国6県の水産試験場、東京大学海洋研究所などが協力。05年度から3年がかりでアユの生態特性の解明、アユの生き残りに必須な遺伝子の解析、アユそ上量予測技術の開発に取り組んでいる。
(2006/ 6/16)
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