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海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)


昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)


「全市一斉地場産給食デー」で鯛めしを味わう新道小の子どもたち=19日、同校 (2024/11/20)

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市講演会「地域・日常活動で防災を」

 市は21日、平井邦彦・長岡造形大教授を講師に防災講演会「地域コミュニティーにおける自主防災」を市民プラザで開き、町内会やコミュニティー組織の防災担当者ら約250人が参加し、自主防災組織への意識を高めた。平井教授は中越地震後、県震災復興ビジョン策定のまとめ役や山古志復興新ビジョン研究会の座長を務めるとともに、全国の講演などで幅広く活動している。

 自主防災組織は住民同士が協力して自発的につくるもので、地域防災活動の拠点になる。講演で平井教授は阪神・淡路大震災を例に「阪神地域は死者数は10日たっても分からなかったが、淡路島では生き埋めになった人をその日のうちに引っ張り出した」とし、都市と過疎地のコミュニティーの違いを指摘。「何かあったら『大丈夫か』と思ってくれる人を生み出す日常活動が大切。防災とコミュニティー活動が表裏一体となる関係をつくっていってほしい」と述べた。また地縁コミュニティーと併せて、メールなどを使ったネットコミュニティーの活用も大切になってくると締めくくった。

(2006/11/22)

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