園児の激励を受け、次々と出発する除雪車=22日、市内藤元町の市除雪基地 (2024/11/25)
海外青年協力隊として派遣される小林虹矢さん(右)と中西千里さん(左)。桜井市長から激励を受けた=22日午前、市役所市長応接室 (2024/11/22)
昭和天皇の食事を再現した「秋幸苑の夕べ」。参加者は見頃の紅葉とともに味わった。中央奥が第15代当主の飯塚さん=17日、市内新道の飯塚邸 (2024/11/21)
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市が、市内東本町1のフォンジェ地下で開設している「まちかどオアシス『こころ』」の2007年度の利用状況がまとまった。来所者数は延べ3573人を数え、うち延べ436人が相談を受けるなど、市民の心のよりどころとして大きな役割を果たしていることが分かった。
「オアシス『こころ』」は05年5月、市の「こころの健康づくり」事業の一環として開設された。ストレス社会を反映し、06年度の統計では、本県の自殺死亡率は全国7位。市策定の「健康みらい21」でも青壮年の自殺予防が課題となる中で、心身の健康に不安や心配のある人たちの早期発見、早期ケアを目指してきた。
相談は市内の精神保健医療機関の精神保健福祉士の協力を得ながら、市保健師・看護師・精神保健福祉士らが応じる。人と話をすることで、ホッと一息つける場として利用してもらい、サロン的な雰囲気を醸し出している。
07年度のまとめでは、1日平均の来所者は14.8人。来所者全体のうち、青壮年が約47%、高齢者が約37%の割合だ。月別では、中越沖地震から1、2カ月は100人台だったが、9月以降は毎月増加し、今年3月は398人と最多。1日平均の相談は1.8人。相談内容は統合失調症、うつ状態、ストレス、生活支援、老人精神保健など。相談の約72%が精神保健に関するもので、うつ病、ストレスが合計100件以上あった。
(2008/ 6/12)
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