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産大・工科大新入生歓迎会。交流アトラクションでえちゴンから賞品を受 けとる新入生=24日、産文会館 (2024/04/26)


創立100周年の柏崎信用金庫記念式典。これまでの歩みを振り返り、さ らなる発展を誓った=23日、柏崎エネルギーホール (2024/04/25)


柏崎市の子育て支援に役立ててほしいと、1千万円の目録を贈る入澤理事 長(左から2人目)=22日、市役所市長応接室 (2024/04/24)

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07年度のまちかどオアシス利用3573人

 市が、市内東本町1のフォンジェ地下で開設している「まちかどオアシス『こころ』」の2007年度の利用状況がまとまった。来所者数は延べ3573人を数え、うち延べ436人が相談を受けるなど、市民の心のよりどころとして大きな役割を果たしていることが分かった。

 「オアシス『こころ』」は05年5月、市の「こころの健康づくり」事業の一環として開設された。ストレス社会を反映し、06年度の統計では、本県の自殺死亡率は全国7位。市策定の「健康みらい21」でも青壮年の自殺予防が課題となる中で、心身の健康に不安や心配のある人たちの早期発見、早期ケアを目指してきた。

 相談は市内の精神保健医療機関の精神保健福祉士の協力を得ながら、市保健師・看護師・精神保健福祉士らが応じる。人と話をすることで、ホッと一息つける場として利用してもらい、サロン的な雰囲気を醸し出している。

 07年度のまとめでは、1日平均の来所者は14.8人。来所者全体のうち、青壮年が約47%、高齢者が約37%の割合だ。月別では、中越沖地震から1、2カ月は100人台だったが、9月以降は毎月増加し、今年3月は398人と最多。1日平均の相談は1.8人。相談内容は統合失調症、うつ状態、ストレス、生活支援、老人精神保健など。相談の約72%が精神保健に関するもので、うつ病、ストレスが合計100件以上あった。

(2008/ 6/12)

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